花めぐり-小倉羊羹＆柚子羊羹

昔は各家庭で羊羹を手作りしていました。
年々、手作りされる方が減る中、
「地域で伝わる手作り羊羹を残したい」
と言う思いから、たくさんの方のご指導を仰ぎ、
羊羹「花めぐり」をつくりました。

五ヶ瀬産の小豆をじっくりと時間をかけて煮込み、
手作業で長時間かけてゆっくりと練り上げます。
小豆の味がしっかり感じられ、
甘さと塩見の絶妙なバランスは、
食べた瞬間に思わず目が見開く奥深い美味しさです。

五ヶ瀬町の名産である希少な釜炒り茶と一緒に、
五ヶ瀬の風を感じていただけたら幸いです。

表面に白く結晶化した糖が現れます。濃厚でしっかりとした、小豆の味わいの証です。

宮崎県五ヶ瀬町にある浄専寺は、約400年前に開基され、境内にあるしだれ桜は樹齢約350年宮崎県の天然記念物に指定されています。毎年3月下旬から4月上旬に見事な花を咲かせ、訪れる人を魅了しています。

またこの桜の子供となる樹齢250年の原田家のしだれ桜は、町の記念物に指定されています。しだれ桜は五ヶ瀬町内に約300本植えられています。

しだれ桜の花、三ヶ所神社のしゃくなげ、六峰街道のアケボノツツジを見に来られた方へ、五ヶ瀬からの花便りとして、「花めぐり」と名づけました。

私たちが羊羹を作ったきっかけは、この地域の羊羹文化(お茶菓子に手作り羊羹を食べていた）を次世代に継ぎたい、伝えたいという想いから誕生しました。

縁あって出会った3人（すまちゃん、ゆうこちゃん、のぶちゃん）。
それぞれが持つ技術（羊羹作り上手、料理上手、栄養士、地域への想い、行動力）。
そして「大好きな五ヶ瀬町を元気にしたい」という共通の想いが、羊羹誕生に繋がりました。

五ヶ瀬町の羊羹は、「母の味」そして「懐かしい故郷の味」。

私たちが大切にしていること。
「心を込めて」「気持ちを込めて」

そのために、私たちは
五ヶ瀬にある自然の恵みそして地域の食材を最大限に生かした商品開発に取り組んでいます。

どんな年でもきれいなしだれ桜を私たちに見せてくれる浄専寺のしだれ桜。
今年の春も五ヶ瀬町でお待ちしています。